お世話になったあの方へ、大切なあの人へこだわりぬいた最高級米沢牛を贈りませんか?
今回は、当店のこだわりの「米沢牛」についてです。
山形県を代表する黒毛和牛ブランド「米沢牛」は、国内外で広く知られている定番かつ人気の牛肉です。
その特徴は何といっても霜降りにあり、きめ細かい肉質と上質な脂が魅力となっています。融点の低さが特徴の一つでもある米沢牛の脂は人肌で溶けるほどですから、口に入れた瞬間に溶け始めてしまします。口の中に含んだ瞬間、甘みが広がり鼻から濃厚な香りが抜けるのがポイントです。
米沢牛といえば米沢市のイメージがあるかもしれませんが、山形県南部に位置する「置賜地方」の3市5町で認定飼育者によって育てられた黒毛和牛の事です。実は、置賜地方の中でもここ長井市と飯豊町が米沢牛の出荷頭数の半数以上を占めているのです。四方を朝日、飯豊、吾妻、奥羽の山々に囲まれた自然豊かなエリアに米沢牛のふるさとはあります。
その他、「米沢牛」となるには“未経産の雌牛”である事、“生後33か月以上”など、細かく厳しい基準をクリアしたもののみが名乗ることが許されます。
山形県の置賜地方は冬は豪雪地帯としても知られ真っ白な雪に覆われた極寒の冬を越えると、雪どけ水や山から湧き出る水が田畑を潤し、夏は盆地特有の熱気がとどまりやすく突発的に猛暑日に見舞われることも少なくありません。そんな過酷な環境が最高の米沢牛を育てる良縁になっているのです。
当店ではお客様へ〝本当に良いもの、本物のおいしいをお届けしたい!〟という思いから、直接市場に出向きセリ購入しています。
【ずらりと並んだ枝肉の行列。肉質や脂質、色、血統、鮮度を軸に厳しい目利きのもと審美眼で狙いを定める。
一頭一頭にかけられた生産者の努力を評価する。
「いいものはいい」
と最後まで押し続けてセリ落とす。】
セリはまさに真剣勝負なのです。
一般的に食肉は、小分けの真空パックになった状態で流通しています。直接触れることができないうえに本来の肉色を見極めるのは難しいのです。なので雨の日も、吹雪の日も直接見て触って吟味できるセリへ出向くのです。
ここからはお肉について少しお話してみたいと思います。
一口に肉といっても、さまざまな部位があります。
赤みのスライスがお好きな方には「もも肉」、ステーキならばお肉のクイーンとも称される「ヒレ」や赤みなのにやわらかさとジューシーさをあわせもつ「ランプ」、お手頃な価格で人気の「肩三角」などがあります。
もも肉といっても、サシの入りやすい部位と赤みの部位があったり、スライス、焼肉、しゃぶしゃぶ、ステーキ、ローストビーフ用など用途に合わせ各部位の中からお切りしています。
ここが専門店のいいところですが、「まったくの赤身より少しサシが入ったところが良い」や「赤みが好みなので赤みのところで」など、ご要望を言っていただければお好みに極力近い部位で対応させていただきます。ただ、売り切れてしまっていたらごめんなさい。
やわらかさを優先するなら霜降りの「サーロイン」「リブロース」「肩ロース」をおすすめします。
当店の米沢牛は本当に良いお肉なので脂が口に残るような肉質ではなく、サッと溶けてなくなるのでまったくしつこくなく食べていただけます。
あっさり食べたいなら、しゃぶしゃぶもおいしく召し上がれます。またわさびや大根おろしを添えて食べていただくのもおすすめです。
ステーキでもやわらかくおいしい部位なので、スライスにすると「とろける~」を体感していただけます。
大切な方やお世話になった方へのギフトとしてだけではなく、ご家族の記念日や自分へのご褒美として最高級米沢牛を贈ってみてはいかかでしょうか?
最後に、
「うち(私達)が手を抜いたんでは「うめぇ(おいしい)」って言ってもらえねぇごでねぇ。(もらえないからね。)」
社長がインタビューで発した言葉ですが、なまり過ぎてて何回か聞きかえされていました笑
“お客様とのご縁” “生産者さんとのご縁” “スタッフとのご縁” “お客様とお客様をつなぐご縁”そして“ここ長井・地元とのご縁”すべてのご縁に感謝して私たちは今日もお肉と向き合っています!